三木です。HPは作っていますが、ブログは初めて!!
もう半年経ちましたね。私は芝居を主にやっていて、いわゆるダンサーの方たちとは<創作の仕方>が違うなぁ・・・と感じます。
よく芝居とダンスと、どっちがしたいの?って聞かれるんですが、私にとっては同じ比重なんですよね。両方がないと成り立たないんですよね。
それが今年は芝居の<仕事>をもらったりして、すっかりダンスの創作モードがなくなって、ほんとに参っています。今ホントニ気持ちは必死なんですが、生み出せない。来年度の本番に向けて、集中しなきゃと思いつつ、また芝居があり、今年は自分のモードが芝居にかなり偏っている。
1/1〜稽古とはりきっていらっしゃるみなさんと同じモチベーションになるよう頑張り(?!)ます。

伊東祐輔 出演のダンス公演のご案内

またまた伊東祐輔です。

せっかくなので色々活用させて頂こうと思い、もう一つ。


現在ワンイヤープログラムでお世話になっているd-倉庫さんにて
8/31と9/1の二日間で
ダンス公演に出演します。

是非、ブログを覗かれた方、
お時間がございましたら、
足をお運びくださいませ。


☆出演情報☆


団体名:FONTE

作品名『HARMONIA』

会場:d-倉庫

日時:2009年8月31日(月)、9月1日(火)
    19時半開場 / 20時開演(両日共に)

料金: 前売 / 2,000円  当日 / 2,500円

http://www.geocities.jp/dance_fonte/

ファシリテート:青剣

出演:青剣、伊東祐輔、立石裕美、深堀絵梨、ふじたあやの


以上、御来場お待ちしております。

PaCPA主催 CAR'09参加者募集[12/19公演@オリベホール]

伊東祐輔です。

さて、試演会の簡単な報告に続き、
次は自分が所属している
PaCPA パシフィック・クリエーターズ(旧:日本舞台美術家ギルド)からの
企画参加者募集のお知らせです。

今年度で閉館予定六本木駅真上のビルにある
劇場オリベホールにて12/19(土)に公演を行う事を目標にした企画です。

ギャラ無し、ノルマ無しの企画ですが、
舞台美術側から仕掛ける珍しい企画です。

興味のある方は是非御参加ください。
8月は忙しいけど参加したいという方はその旨御連絡ください。
それでは以下概要です。

★出会いから公演までのプロセスを辿る企画への参加者募集のお知らせ★


◆Creators' Arts Ring '09◆

★1st Ring : クリエーターとパフォーマーとの遭遇(出会い)
日程:2009.8/13.Thu&14.Fri 時間:12:00〜16:00
会場:nishiazabu alife 1F 参加費:各日1,000円(ドリンク付) ※当日会場にてお支払い下さい。

リエーター達(セット、衣裳、照明、音響、ヘアメーク、小道具関係)と
ンテンポラリーダンサー、 振付家を始めとしたパフォーマーとのコラボレーションを、
リエーター側から仕掛ける企画として開催するCreators' Arts Ring '09。

シンプルに新しい出会いを楽しみ、
遊び心でクリエイティブな輪( リング) を創り出してもらいたいと考えています。

表と裏という境界線を越えて一体となって創造活動をしながら、
刺激し合い、輝く場となる事を願っています。
4 〜 5 つ程度のリング( チーム) を創り、
公演(12月19日( 土)オリベホールにて)という一つの到達地への
プロセスを各々に挑戦をしていってもらいます。

要は、ギャラ無し、ノルマ無しで、
新しい仲間と出会って、真剣に遊びましょうという企画です。
もちろん、ここでの出会いが将来的な仕事や長い付き合いのきっかけになるかもしれません。
今回は、その為の共同体となるリングを形作るメンバーとの出会いになります。
是非この新たな機会に御参加ください。

★応募方法
メールにて申込み(8/11 締切)
E-mail : info@pacpa.info (担当:伊東)

・お名前、連絡先、ご自身の専攻(舞台美術、衣裳、パフォーマー等)を御明記ください。


★応募資格
プロフェッショナルとして活動している方、
もしくはアマチュア、学生でもプロフェッショナルを目指し邁進している方。
公演に向けて責任を持って楽しみながら共同での創造を出来る方。
尚、参加の意思は強くあるが、1st Ring 当日の参加が難しいという方は、その旨を御連絡ください。

担当:伊東
http://www.pacpa.info/

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Creators' Arts Ring '09企画概要

企画テーマ " 未知との遭遇"

★1st Ring : クリエーターとパフォーマーとの遭遇
期間:8/13( 木)、8/14( 金) 12:00 〜 16:00
会場:西麻布エーライフ
参加費:各日1,000 円(ドリンク付) ※当日会場にてお支払い下さい。

夏の昼下がりに西麻布のカフェにてクリエーター達(セット、衣裳、照明、音響、ヘアメイク、小道具 etc.)と
パフォーマー達が出会い、それぞれのリング( チーム) を創る。
自分達のやりたいイメージを持ち寄り、新たな出会いと可能性を模索していく。

★2nd Ring : 作品との遭遇
期間:9 月〜 11 月 各リング毎に設定し創作
中間報告会を期間中に開催予定( 会場未定)

リエーターとパフォーマーによって創られたリング毎に発表する作品に向けての創造作業を行う。
セットや小道具、衣裳などの製作は、古着や廃材等の不要品のリサイクル品を素材として舞台空間を構築していく。
限定された素材の中で、リング内でのせめぎ合い・ディスカッションをし10分〜15分程度の作品世界へと広げていく。

★3rd Ring : 観客との遭遇
期間:12/19( 土) 会場:六本木オリベホール
リング毎に創造した作品と観客が出会う公演の機会を持つ。
公演はマチネ・ソワレの2 回公演にて行う。
お客様の入場料は2,000 円〜 3,000 円程度を予定。


以上、皆様の御参加をお待ちしております。

試演会

随分御無沙汰してしまった伊東祐輔です。
完全個人ブログになりつつありますが近況を。

7月末にワンイヤープログラム前期の試演会を行いました。

今回は自分と恭和さんの2作品を試演。

4名の評論家の皆様、
他の参加ダンサーさん2名、
劇場側からお二方

に見て頂きました。

作品にするという行為と
踊りを探るというプロセスのバランスの難しさを実感。

試演という模索の場であるものの
人に見て頂けるからには
作品として完結させたいという潔わるさというか、心情というか。

そういった部分も考えさせられる形になりました。

自分の中では繫がっていたものが
観客側から見ていると繫がっていなかったり。

日常の動作から変容していく形を自分の中で模索しながらも
まだまだ前途多難です。

また詳しくは後日。

八月は、個々の活動(自分の公演も加味してもらい)や夏休みって事で、
次回は九月に再開です。

あくまで閑話休題。個人的になりそうな作品との距離について 伊東祐輔より雑記2

植竹さんの報告にもありましたが、
第二回のミーティングでは
植竹さんと自分の作品に関する論評を中心に展開されました。



自分の作品に対する感想や意見を頂き、
その事に基づいたお話。


作品を見ていない方には、
何の事だかよく分からない話の部分も多いので、
整理した状況でその報告は一般論として後日まとめたいと思います。


ただ、ここで思った事は、
やはり見る観点が、人によってバラバラなんだなって事。


当たり前なんですが、
作ってる時には忘れがち。


自分が観客として、どんな見方をしているのかも
作品を作っていく上で必要なんですね。


エゴではなく、
観客としての自分が納得できる作品を。


そんな風に思いました。




ではまた後日。

ダンスとは。OYP-MTGから伊東祐輔より雑記1

どうも、伊東祐輔です。

2回のOne Year Program MTGで、
自分が聞いた事、感じた事の雑記みたいなモノを記述。

あくまで自分の角度で見た話ですが。



今回の参加目的は、頭の中で引っかかっている『ダンスとは?』という漠然とした疑問から。

答えは、自分の中で着地させなければならないんだろうな。と思いつつ、
他の方々の言葉や思いから、着地点への糸口が見つかればという魂胆から参加してみました。


ミーティングにおいて
誰がどう話したかは、
記述を残していないので、記憶の曖昧さも含め、
特に誰の発言かは明記はしませんが、


今後、『ダンス』という悩みにぶつかる人への
糸口やキーワードになるものがあれば、という程度で以下に列挙します。


第一回:新人シリーズ・ワンイヤープログラム・ミーティング

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この日は仕事で遅刻してしまいました…。

『ダンス/コンテンポラリーダンスとは?』という漠然とした疑問の提示から
『ダンスがみたい!』及び『ダンスがみたい!新人シリーズ』の背景にある
コンセプト、選択基準という
評論家・主催者側への疑問を投げかけ(これは後日)

自分達が関わり、創造していく『ダンス作品』についてフェーズが移ったので、その点を。

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自分なら「これ。」というオリジナルを探す。
(「これ」がたとえ既存のモノでも追究対象として明確ならそれを。)

自分のやりたい事は何なのかを見つける。

自分に負荷をかけていく行為を詰めていく。

自分にとって切実な動きのバリエーションを増やしていく。


★ダンスとただの動きとの違いは、何か?

↓↓↓

感度・触覚 / 自分と対峙する空間・物質の感触


★○○○(テーマ・目的等の事項)とはどういう事?

↓↓↓

○○○に対する向き合い方

1→とことん接して、自分の中に、入れていく。

2→自分と離して、距離を持って、見つめる。


そのアプローチの具体的な方法の一つとして

自分の身体の質と対極的な物質を置く。
(作るプロセス上の実験材料でも、実際に作品内のオブジェクトととしてでも)

→将来的には、物との対峙を無くしていく。


★評論的な観点から

1、作品に対して、評論家も一人のお客様である。あくまで一人の観客としてのメッセージを投げている場合も多い。

2、評論で言われる○○(特定のダンスのジャンル)っぽいとは?→大概は、その○○の抱えるつまらない部分、悪しき点と重なる部分を表現している。


★作品の中での立ち位置、構成の中での自分の処理の仕方

ソロ作品において多い課題点は、特に「正面性」が強い。
一個人の意見として、良いダンス(ダンサー)の定義は、背中が強い、360度目がある(360度の視界を感じさせる)身体の表現。


★作品のテーマ・目的から実際のダンス作品としての落とし込みについて

どうして、それ(テーマ・振り・構成・衣装・美術・楽曲・照明・演者等)を取捨選択したのか、
その構築のプロセスを、改善の種とする。

1→作品テーマが内包する自意識の落としこみ

2→音と動きの距離感を図る。

3→一つの事象を追求する時には、いつも対極にある事象を考える。

4→現在の自分が落ち着く流れから、敢えて制限等を設定し、不安な地点に追い込む。

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第一回での記述は、以上。

長くなったので、
第二回MTGは次回。